内定について

【年賀状は内定先に送るべき?】宛名の正しい書き方と例文

就活生にも上司はいる

年内に内定を貰った就活生は、もうただの学生ではありません。入社前であっても今後お世話になる上司は既に決まっていて、上司もあなたを迎え入れる準備を刻一刻と行っています。年が明ける前に、懇親会のような交流を深める場を設けている職場も多いことでしょう。

そんな場では特に上司と深く接することとなり、お互い完全に顔見知りになるはずです。そこでまだ学生気分を味わっていてはいけないわけで、入社前にも上司に好印象を与えるような振る舞いを身に着けておかなければなりません。社会人として恥じることのないような風格やマナーを身に着けておく必要があるんです。そこで内定が決まった就活性の皆さんは、もう既に上司がいることを頭に入れて入社への準備に取り掛かっておきましょう。

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内定先に年賀状は送るべきか

内定が決まったということは入社前でもその会社の一員であると考えるべきなので、年賀状を送らなければならないのでは?と頭を抱える方も多いことでしょう。とは言っても、入社式を済ませる前でも年賀状を送るのが本当に正しいビジネスマナーなのか気になるところですよね。最近の学生は年賀状を送るという習慣も少なくなりつつありますし、この年賀状の問題はなかなか自分では解決できないはずです。そこで次に、内定先に年賀状を送るべきかどうなのか気になる真相を一挙ご紹介します。入社前にマナーが分かっていないとして恥をかくことがないよう、ここでしっかりとチェックしておきましょう。

必須ではないため出さないでもOK

実際のところ、内定先に年賀状を送る必要は全くありません。ビジネスマナーにおいても年賀状を出すこと自体は必須とはされていないので、出さなくでも何の問題もないし内定先に悪い印象を与える心配もないので安心してください。もちろん配属先に影響することもなく、年賀状を出した内定者が優遇されることもありません。実際に人事担当が「年賀状を出す必要はない」と指定する場合もあるようです。

もしも就職先が数万規模の会社員を誇るような大企業であれば特に、新入社員の一人として企業があなたを把握することも難しいですよね。ただしこれからお世話になる会社なので、年賀状を出してちょっとした挨拶をしておくと会社に好印象を与えることが出来ます。出して損をすることはないので、「出す必要はない」と指定されていないのであれば積極的に年賀状を出しましょう。

内定先から先にきてしまう事もある

以上より年賀状を出す必要はないとは言えど、内定先からあなた宛てに年賀状が届く場合があります。その場合には、内定者の皆さんも必ず年賀状を出すようにしましょう。出し忘れたら会社に対して失礼に当たる場合もあるので、要注意です。うっかりと出し忘れることにならないよう、届いたらすぐに年賀状作成に取り組むようにすると良いでしょう。また、会社に年賀状を出す際には正しいマナーがあるので、ぜひチェックしてみてください。

ただし、年賀状の返事を不要としている会社もあります。単に仕事のルーティンとして年賀状を出していることがあるので、その場合には受け取っておくだけで良いでしょう。形式的な文章の年賀状であれば、この場合だと考えて良さそうです。

自分が喪中の場合は寒中見舞いを出す

もし喪中で年賀状を出せない場合には、寒中見舞いを送りましょう。寒中見舞いを出す時期としては、松の内から立春までの間に相手に届くようにします。松の内とは、正月の松飾をしておく期間のことです。関東では1月7日、関西では1月15日の松の内から立春までの間に出します。

寒中見舞いは新年をお祝いするものという意味合いではないため、年賀はがきではなく普通ハガキを使用します。冬の風物詩となる挿絵などが描かれていても問題はありませんが、喪中ですので落ち着いたデザインにしましょう。

文面としては、寒中見舞いの挨拶と入社をさせていただくお礼や年始状をいただいた感謝を述べます。また、喪中であることの説明とお知らせが年を越したということに対してお詫びを伝えましょう。その後、会社に就職した時の意気込みなどについて記述してください。

メールでの挨拶はNG

会社から年賀状が届いた際に、メールで新年の挨拶を済ませるのは控えてください。ごく稀にメールを受け取る企業もあるようですが、基本的にはNGだとされています。会社が手間をかけて年賀状を作成したのに、メールで簡単に挨拶を済ませるというのは非常に失礼です。さらに改まった挨拶をするには、「手書き」の形式を取るというのが古くから伝わる日本の文化。特にこの場合はかしこまった新年の挨拶なので、電子メールではなく絶対に手書きで作成しましょう。

内定先から年賀メールが来た場合は返信する

メールでの挨拶はNGとされていますが、内定先から年賀メールが来た場合には返信しても構いません。その際には、丁寧に返信するようにしましょう。メールの場合に相手方から絵文字などを使用して送られてくることもあります。しかし、あくまでも今後社内で先輩や上司となる方ですので、こちらから送る年賀メールに絵文字などを使用するのは好ましくありません。

企業や採用担当者など、一度に年賀メールを送信する場合には、宛先を「TO」のままにして全員に送らないように配慮が必要です。このようにして発信すると、相手先のメールアドレスを他の送信した方にも知らせてしまうということになります。個人情報の流出になってしまいますので、注意しましょう。このような時には、「BCC」に宛先を入力すると個人情報を隠すことができます。

返信内容のポイントとしては、今後会社に入社することに関しての展望や抱負を力強く表現して送信すると好印象となります。

年賀メールの返信例文

新年明けましておめでとうございます。
今春、貴社に入社させていただく〇〇(自分の氏名)です。

この度は、ご丁寧なお年賀を早々にいただきまして恐縮しております。
4月の入社まであと僅かとなり入社が待ち遠しいです。また学生生活も残り少なくなりましたので、悔いなく充実した時間を過ごさなければと考えております。
今後ますます寒い日が続きますが、お風邪などひきませんよう皆様も十分にご自愛下さい。

今後とも、宜しくお願い申し上げます。

相手先の会社から年賀メールが来た場合には、上述した内容のように今後の仕事への意気込みなども織り込みながら丁寧に返信してください。メ-ルですので、会社で働く期待感や不安なども含めて相手に伝えても良いでしょう。

年賀状の正しい書き方とは

会社に年賀状を出すには注意すべき点がたくさんあるので、友人に出すかのように普段通り作成するのは絶対に止めましょう。年賀状を書くにあたっても、れっきとしたビジネスマナーが存在します。マナーが守れていなければ、せっかくの由緒正しい年賀状も台無し。入社前にして、会社に悪い印象を与えてしまう可能性があります。非常識な年賀状なら出さないほうがまだマシなんです。

しかし最近では年賀状を書く文化も減りつつあるので、書き方が分からない方も多いことでしょう。今まで目上の人に年賀状を書いたことのある方の方が少ないはずなので、分からないのが当たり前です。そこで次に、内定先に送る年賀状の正しい書き方をご紹介します。住所や宛名の書き方、賀詞の使い方、添えるべき文章まで、ここで正しいマナーをチェックしましょう。

住所は会社の住所でOK

まずは、送付する住所についてご紹介します。入社前だと年賀状を送りたい担当者や上司の自宅の住所が分からない場合がほとんどなので、会社を宛先にして良いです。この時会社の住所や部署名は、省略しないように気を付けてください。番地などを〇-〇-〇のように省略するのではなく、〇丁目〇番〇号のように書くのが丁寧だと言えます。

これは履歴書などの応募書類を送付する際の注意点と同じなので、就活を経験した皆さんにとって分かりやすいのではないかと思います。また、会社名や部署名が長く1行に収まり切れない場合は、2行に分けて書いても構いません。キリの良いところで区切り、見栄えが良くなるように記載しましょう。ハガキの裏面とは言えど、もちろん丁寧な字で書くことを心がけてくださいね。

宛名は「御中」と「様」を使い分ける

さらにハガキ裏面で注意すべきなのが、宛名です。ここでは「御中」と「様」を上手に使い分けることが重要となってきます。皆さんは、この2つの使い分け方をご存知ですか?「御中」は部署や企業といった団体に宛てる際に使い、「様」は会社内の特定の個人に宛てる際に使います。使用例としては、「〇〇株式会社 〇〇部 御中」「〇〇株式会社 〇〇部 〇〇様」といった風になります。

ちなみにこの2つは同時に使うことは一切ないため、「〇〇株式会社 〇〇部 御中 〇〇様」のように間違った使い方をしないように注意しましょう。また、送る相手に肩書がある場合も注意が必要です。その場合には、例えば「部長 [氏名] 様」のように役職名の後に氏名、様と書いてください。

「謹賀新年」など4文字以上の賀詞を使用する

また、本文中にも注意すべきポイントがあります。目上の人に宛てる際には、「謹賀新年」のような新年を祝う4文字以上の賀詞を使用しましょう!この賀詞の中には、「賀正」「迎春」「新春」のように馴染み深いものがあることを皆さんもご存知でしょう。しかしこれらには相手に敬意を表す「謹んで」「恭しく」という言葉が入っていないため、上司などの目上の人に使用するのは非常に失礼なんです。

「謹賀新年」と同様に内定先への年賀状に使用できるのは、「恭賀新年」「謹んで新年のお慶びを申し上げます」などです。さらに一般的ではありますが、「明けましておめでとうございます」というフレーズも失礼なく使うことが出来るので頭に入れておきましょう。

一言でも手書きの文章を添える

さらに内定先への年賀状には、一言でも良いので手書きも文書を添えましょう!入社後の抱負や今後の仕事に対する熱意、意欲など、オリジナルの一文を手書きで記載することであなたの印象がアップします。入社前にしても、このような場で働くことへのやる気を見せることが重要です。

この時つらつらと長文を書く必要はありません。たった一文で良いので、あなたの気持ちが伝わる言葉を添えてください。特に難しく考える必要もなく、「一日も早くお役に立てるよう精進します」「精一杯頑張ります」のような簡単な一文で問題ないのでぜひ盛り込んでくださいね。この一文を年賀状に盛り込む際には、 賀詞→簡単な自己紹介(大学名や学部まで)→【オリジナルの一言】→締めの文章 の順番にしましょう。

誤字脱字に注意する

書き間違ったという場合には、必ず新しい年賀はがきにかえて書き直しましょう。修正液を使用するというのはマナー違反であり、避けた方が良いとされています。誤字脱字があると相手によっては評価も下がりますし、ギリギリになって年賀状を準備したのではないかと思われてしまうでしょう。年賀状を出す前に誤字脱字がないか十分にチェックをしたほうが、出した後に誤字脱字がないか心配する必要もなくなります。

誤字脱字では、特に肩書きや敬称を書き間違えると相手の方に大変失礼です。肩書きは、組織や会社の中の社会的な地位を表すものだからです。敬称は、相手が差出人からみるとどのような関係性になっているかを示すものとなります。このように、年賀状の記述においても履歴書等と同様に注意が必要なのです。

年賀状の例文

謹んで新年のお慶び申し上げます。
貴社に内定を頂きました〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します。

新年を迎え、社会人としてスタートするべく気持ちを新たにしております。
一日も早く、貴社で活躍できるよう精一杯頑張る所存でございますので、

何卒ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。

年賀状の例文は上記した通りです。新年を祝う丁寧な賀詞から書き始め、大学名・学部・氏名と自己紹介をしましょう。3文目には「社会人として新しくスタートを切る」ということを自覚している文章を盛り込むと良いです。ここで既に学生気分ではなく、社会人になる準備を始めているということをアピールすることが出来ます。

さらに「一日も早く貴社で活躍できるよう精一杯頑張る」と入社後の抱負を記載。ここで会社側はやる気があることを読み取ることが出来ます。さらに最後には今後の指導をお願いする一文で締めましょう。さらに「本年が皆様にとりまして素晴しき1年となりますよう心よりお祈り申し上げます」という文章を加えることで気遣いが感じられますし、より丁寧な印象になるのでおすすめです。

必ず元旦に届くように送る

年末は何かと忙しく内定者の皆さんもバタバタしているかと思いますが、必ず元旦に届くように早めに投函しておきましょう。基本的には、元旦に年賀状が届くようにするには『12月25日』までにはポストに投函する必要があります。ただしエリアや配送状況によって25日に投函しても元旦に届かないことも稀にあるため、早め早めの気持ちで手配しておくと良いでしょう。もう社会人なので、仕事でも最重要となる「期限を守る」という最低限のマナーを守るよう心掛けましょう。そういうちょっとしたポイントを会社は見ているので、あなたのアピールポイントにもなるはずです。

気持ちを新たにスタートしよう!

いかがでしたか?今回は、内定先の上司に年賀状を出すべきなのか、さらには年賀状を出す際の注意点まで一気にご紹介してきました。結果的に年賀状を出すことは必須ではないため、無理をして手配する必要はありません。しかし、入社前のちょっとしたアピールにもなるためぜひ積極的に出しましょう。

ただし、完成度の低い年賀状やビジネスマナーがなっていないものだと反対に悪いイメージを与えてしまうので注意してください。ハガキの裏面までしっかりとマナーを守って作成し、元旦に会社に届くよう手配するとあなたの印象もアップするはずです。ぜひ以上を参考にして気持ち新たに年を越し、社会人としての最高のスタートを切りましょう。きっと上司とも良い関係を築き、新社会人としてうまくやっていけるはずです。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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