就活の悩み
大学3年で就活を何もしてなくても平気? 時系列で必要な準備を解説
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目次
- 大学3年生で就活なにもしていないときは気づいた時期によってやる準備が変わる
- 就活生に聞いた! 就活はいつから始めた?
- 大学3年で就活を何もしていない人は少ない
- 大学3年生のうちに就活を何もしないリスクとは?
- 準備を始める前に覚えておきたい! 一般的な就活スケジュール
- 月別で紹介! 大学3年生のうちにやっておきたい就活の準備
- 就活生に聞いた! 就活の準備で一番最初にしたこと
- 大学3年生の春に何もしていない人に有効な対策! 時間をかけて準備しよう
- 大学3年生の夏に就活を何もしていない人に有効な対策! 夏休みを有効に使おう
- 大学3年生の秋に就活を何もしていない人に有効な対策! 急いで準備を進めよう
- 大学3年生の冬に就活を何もしていない人に有効な対策! 遅れている自覚を持とう
- 就活生に聞いた! 内定を得るために重要だと思う準備
- やっておくと周りに差をつけられる準備
- 準備を何もしてない大学3年必見! 就活前に用意しておきたいアイテム10選
- 就活生に聞いた! 役立った就活アイテムは?
- 就活を何もしてない期間は大学3年生の早い時期に解消しよう
大学3年生で就活なにもしていないときは気づいた時期によってやる準備が変わる
「大学3年生になったら、周りの友だちが就活を始めていて焦ってしまった……」そんな経験がある学生は少なくありません。
しかし、大学3年生で就活を何もしていない人でも、時期に適した準備をおこなうことで、十分に挽回することができますよ。
この記事では、大学3年生のうちにやっておきたい就活の準備や、有効な対策などについて解説します。時期ごとに必要な準備をまとめたので、記事を読んだら自分が今何をすべきかが明確になりますよ。
就活生に聞いた! 就活はいつから始めた?
就活をいつから始めたのか、学生の皆さんにアンケートを取りました。
「大学3年生の6月〜7月」が最多く、次いで「大学3年生の4月〜5月」となっています。大学4年生になってから就活を始めた人は全体の4分の1を切っており、ほとんどの学生が大学3年生までに就活をスタートさせていることがわかります。
早い時期に就活を始めた方が入念に準備ができるのと、就活が早期化していることもこのアンケート結果につながったと予想されます。
これからは、大学3年生になったらすぐに就活を始めるのが当たり前になってくる可能性もでてくるでしょう。
大学3年で就活を何もしていない人は少ない
内閣府が2022年11月に発表したデータ「学生の就職・採用活動開始時期などに関する調査」によると、大学3年生の3月までに企業説明会やセミナーなどへ参加した学生の累計割合は80%を超えています。
また、「就職白書2023」によると、約60%の学生が卒業年度前年(大学3年生)の9月までに就活を始めていることがわかっています。
このように就活は早期化しているので、なるべく早めに準備をする必要があります。まずは、何から就活を始めればいいのか整理するところから始めましょう。
大学3年生のうちに就活を何もしないリスクとは?
大学3年生のうちに就活を始めないと、就活の結果に影響を及ぼす可能性がでてきます。そのため、早めに行動を取らなければ、未来の自分が後悔してしまうかもしれません。
ここでは、主なリスクを3つ取り上げます。リスクを知って行動につなげることが、内定獲得へつながっていきますよ。
①準備不足により選考通過が難しくなる
就活を始めた時期が遅いと、選考に通過するのが難しくなる傾向にあります。なぜなら、ほかの学生と比べて、必要な準備が不足しているからです。
就活は基本的に、早く準備を始めた人が有利になります。主な理由は以下の通りです。
特に適性検査や面接は、何度も練習して雰囲気に慣れることが必要です。そのため、早めに準備することで本番が近くなっても慌てずに済みます。
就活を遅く始めた学生が、早めに準備を開始した学生よりも高い評価を得るには、大きな労力がかかります。スムーズに選考を進めたいなら、少なくとも大学3年生時点で就活を開始することが重要です。
②多くの企業の選考機会を逃す
就活を始めるのが遅れると、エントリーしようと思った企業の選考がすでに締め切られており、選考機会を逃してしまうこともあります。
上記のような企業は独自のスケジュールで選考を進める場合が多く、一般的な企業よりも早く選考を開始する傾向にあります。
企業によっては大学3年生の夏に内定が出ることもあるため、「業界に興味関心が出てきたので選考に応募しようとしたら、すでに締め切りが過ぎていた」という状況も少なくありません。
後悔しない就活をおこなうためには、なるべく早い時期に行動を起こしましょう。
③遅い時期まで就活をすることになる
就活を早く始めなければ、遅い時期まで就活を続ける状況になりやすいです。なぜなら、早めに準備を始めた学生と比較すると、準備不足の学生は面接や筆記試験に対応できず、選考に通るのが難しくなるからです。
逆に言えば、早めに必要な準備ができれば、早い時期に志望企業から内定をもらえる可能性が高くなるということです。
就活を長引かせたくない人は、早めに準備を始めて選考の通過率を上げておくようにしましょう。
準備を始める前に覚えておきたい! 一般的な就活スケジュール
ここからは、一般的な就活のスケジュールを紹介します。実際に準備を始める前におおまかな予定を頭に入れておくと、「今、自分が何をすべきか」がわかってきますよ。
就活を「準備期間」と「本選考期間」に分けて解説していくので、それぞれの期間でどんなことをやるのか整理しておきましょう。
大学3年生の2月までは選考への準備期間
スケジュールに沿って考えると、大学3年生の2月までは「本格的な選考開始までの準備期間」とカテゴライズできます。
このように、就活に必要な準備は数多く存在します。早めに就活を始めれば、これらの準備により長い時間をかけることが可能です。
大学3年生の3月から選考が本格的に始まる
大学3年生の3月以降は各企業の採用情報が解禁され、選考が本格的にスタートします。解禁日になると就活サイトで企業へのエントリーが始まり、就活が開始されるのです。
一般的に本選考は上記のような流れで進んで、内定となります。
大学4年生になると学生にとっては忙しい時期に突入します。ESの作成や面接の回答準備などに時間を割かなければならないため、選考開始までに必要な準備は2月までに終わらせておきましょう。
月別で紹介! 大学3年生のうちにやっておきたい就活の準備
「大学3年生のうちに何の準備をすればいいのか」と悩む人も多いでしょう。ここでは、大学3年生のうちにやっておきたい準備を月別に解説していきます。
ここで説明するスケジュールはあくまでもシュミレーションとなるので、一つの目安として考えていただければと思います。
これから解説するスケジュール通りに就活を進めるのが難しい人は、上記の「大学3年生のうちに必ずやってほしい準備一覧」に記載してあるものを優先的に進めてみてください。
4月:自己分析をする
自己分析とは、自分の人生や経験を分析することで、自分の得意・不得意や価値観などを把握することです。自分の特徴を知ることによって、適性のある仕事の分析や自己PR作成につながります。
大学3年生の春は、早期選考をおこなう企業やサマーインターンの募集が始まります。そういった募集に応募する場合、自己分析は必須です。
なぜなら、インターンの選考・自分に合った企業選び・選考に通りやすいESの作成などは、自己分析をおこなわなければ難しいからです。そのため、この時期に自己分析を実施しましょう。
主な自己分析の方法
・自己分析ツールの利用
・家族や友人に他己分析してもらう
・自分史やモチベーショングラフの作成
さまざまな方法を使って、自分自身の価値観や仕事選びの軸を見つけてくださいね。
自己分析について悩んでいる人は、こちらで詳しいやり方を紹介しています。
5月:業界・企業研究をする
次に、興味関心がある企業や業界について詳しく調べましょう。5月は早期選考やサマーインターンのES提出が近づく時期です。綿密におこなった業界・企業研究は、その準備にも十分活かせます。
業界・企業研究を入念にすると、「ミスマッチの防止」や「応募する企業を絞れる」など、さまざまな部分で活きてくるので入念におこないましょう。
業界・企業研究の基本的な流れは以下の通りです。
●業界研究
①気になる業界の特徴(主要企業、市場規模、顧客形態、現在のトレンドなど)を調査する
②企業ごとの違いや、今後の成長性について調べる
●企業研究
①気になる企業の概要(事業内容、歴史、資本金、経営理念など)を調査する
②同業他社にはない強み、経営者の考え方、社風など、企業の細部まで情報を集める
企業研究の効果的なやり方はこちらでも解説してるので、気になる人は参考にしてください。
6月:就活情報サイトに登録する
自己分析や業界・企業研究が進められたら、続いて就活情報サイトにアカウントを登録しましょう。だいたいこの時期から、マイナビやリクナビなどにインターンの情報が掲載されるからです。
早期選考用の合同説明会なども同時期に増えてくるため、サイトへの登録は済ませておいてくださいね。
就活情報サイトは、なるべく多く登録しておくことをおすすめします。よりたくさんの企業に出会えるうえに、各サイトごとに特徴が異なるからです。
上記のようにいろんな種類の求人サイトがあるので、自分に合ったものを活用してみましょう。
7月:サマーインターンの選考対策
7月になると、サマーインターンの選考が本格的にスタートします。希望のインターンに参加できるよう、面接の練習などに力を入れましょう。
選考のあるサマーインターンに参加すると、大学3年生の時点で「企業研究→ES作成→面接」といった本選考と同じ流れを体験できます。
参加するプログラムによって企業への理解が深まったり、本選考の一部免除につながったりもするため、積極的に参加してくださいね。
なお、サマーインターンは複数社参加してもかまいません。気になる企業があったら、日程がかぶらない範囲で応募してみましょう。
8月:サマーインターンに参加
夏休みに入ったら、選考を通過したサマーインターンに参加しましょう。このときに意識してほしいのは、「明確な目的を持って参加すること」です。
上記のような目的を持ってからプログラムに取り組むと、インターンで得た学びを就活に活かしやすくなります。目的意識を持って活動する癖がつくからです。自発的に学ぶ姿勢を忘れずに、有意義な時間を過ごしてくださいね。
9月:ESの対策
サマーインターンが終了したあとは、ESの準備に取り組むことをおすすめします。今後は本選考に向けた準備・対策がスピーディーに進んでいくため、この時点でES作成に慣れておきましょう。
多くの企業が質問してくる「志望動機」「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」「自己PR」「自分の強み・弱み」「今後の目標」などの文章を作成し、学校のキャリアセンターに添削してもらうと良いですね。
自分1人では適切な対策が難しいため、専門家の指導を受けられると効率的にESを作ることができます。
エントリーシートに関する詳細情報は、以下の記事で解説しています。
10月:オータムインターンに参加
10月になると、秋開催のオータムインターンが開始されます。サマーインターンに参加できなかった人は、このタイミングで参加しましょう。
オータムインターンの特徴は、サマーインターンよりも参加しやすい傾向にあることです。書類選考をだけで参加できる企業もあれば、選考なしで参加できる企業もあります。
ただし、すでに講義が始まっている時期でもあるため、参加する日にちなどは調整するようにしましょう。
11月:OB・OG訪問
OB・OG訪問とは、志望企業や業界で働いている先輩を訪問し、企業・業界に関する情報を取得することをいいます。
11月がOB・OG訪問に適している理由は、以下の通りです。
・OB・OG訪問のピーク(大学3年生3月〜大学4年生5月ごろ)とかぶらないから
・繁忙期(年末年始や年度末など)を避けているから
・本選考開始前に情報を仕入れられるから
OB・OG訪問のピーク時は人気のOB・OGの予定が埋まっており、話を聞く機会を得られない可能性が高いです。
相手の忙しい時期を避けることも大切なので、11月ごろにアポを取るように意識しましょう。
OB・OG訪問を実施する際に必要な情報は、以下の記事に掲載されています。
12月:Webテスト対策
Webテスト対策に力を入れるなら、12月をおすすめします。なぜなら、1月以降はウィンターインターンや本選考の対策に時間を取られてしまい、十分に勉強ができないからです。
Webテストは、志望企業の選考を受けるためには避けて通れません。面接やグループディスカッションに進むには、まずWebテスト選考に通過する必要があります。Webテストは、以下のような種類に分けられます。
主なWEBテスト
・SPI…性格・言語・非言語中心に出題されるが、英語の問題が出るケースも
・玉手箱…性格・言語・非言語、英語が出題され、SPIより問題数が多い
・GAB…性格・言語・非言語、英語が出題され、難易度は他のテストより高め
WEBテストの対策をするときは、以下のような方法で実践して、問題に慣れていくことが大切です。
・参考書を購入し、何度も繰り返し勉強する
・勉強アプリをインストールして、移動時間も問題に触れる
・本番と同じ時間内で問題を解く
Webテストの対策について詳しく知りたい人は、こちらの記事もチェックしてみましょう。
1月:ウィンターインターンに参加
年が明けたら、ウィンターインターンに参加してみましょう。
サマーインターンのような長期間のプログラムよりも、1日〜数日間の短期プログラムが目立ちます。企業側も本選考前に優秀な学生を採用しておきたいため、内定に直結しやすい点が特徴的です。
本選考開始直前という時期も関係し、ウィンターインターンに参加する学生は志望度が高い企業を選ぶ傾向が見られます。
学生のレベルや熱意が非常に高くなるため、自分のモチベーション維持にもつながりますよ。気になる企業のウィンターインターンには積極的に参加し、本選考開始前に志望企業を絞り込みましょう。
2月:面接・グループディスカッション対策
2月以降は、本選考を意識した面接・グループディスカッション対策が求められます。選考に関する不安要素をなくしておけば、精神的に余裕を持って就活解禁日を迎えられるからです。
また、面接やグループディスカッションの流れや形式は、どの企業でも大きく変わりません。そのため、前もって対策しておくと就活全体をスムーズに進められます。下記の具体例を参考にしてみてくださいね。
●面接対策
・回答内容をリストアップする
・実際に回答を声に出してみる
・キャリアセンターやOB・OGに依頼し、模擬面接をおこなう
●グループディスカッション対策
・キャリアセンターのグループディスカッション対策講座に参加する
・友人と模擬グループディスカッションをおこなう
・頻出テーマについて学習する
グループディスカッションの対策方法は以下で詳しく解説しています。
3月:企業説明会に参加
就活が解禁されたら、企業説明会に参加しましょう。これまで準備をおこなってきたなかで興味を持った企業にエントリーし、説明会を予約してくださいね。
企業説明会は、複数の企業が合同で実施する合同説明会とは異なり、以下のような特徴があります。
企業説明会では、これから始まる本選考に向けて、聞いておきたい質問を事前に用意しておくと安心です。
就活生に聞いた! 就活の準備で一番最初にしたこと
就活準備を始めるにあたって、いったい何から取り組むべきなのか迷ってしまいますよね。
そこで、今回は学生の皆さんに「就活の準備で一番最初におこなったこと」についてアンケートを取りました。
多くの学生が自己分析から就活を始めたと回答
多くの学生が最初に取り組んだ就活は、自己分析でした。
企業について調べる前に、自分の価値観や考え方を理解したいという人が目立ちました。
自己分析によって自分の軸を把握することが、適切な企業選びにつながるということですね。
企業研究を最初におこなった学生も
まず最初に企業研究から就活を始めた学生も、多数存在しました。
希望する業界がある程度決まっている学生は、最初に企業研究を始める傾向があるようです。
気になる企業を調べることで、就活のモチベーションにする学生も珍しくありません。
大学3年生の春に何もしていない人に有効な対策! 時間をかけて準備しよう
ここからは、大学3年生の間にやっておきたい対策方法を季節ごとに紹介します。まだ本選考まで時間がある春は、比較的長い時間がかかる準備に取り組みましょう。
この時期から就活を始められると、一つひとつ入念に準備ができるため、就活で良い結果を得られやすくなります。
①自己分析や企業研究を入念にやる
就活において根幹となる自己分析や、志望企業を絞るために必須となる企業研究は、大学3年生の早い時期に実施しましょう。
入念に取り組むことで自分の適性や企業の特徴を把握でき、ESの作成や面接の回答を考える作業が楽になるからです。
インターンの選考や本選考の準備がスタートすると、自己分析や企業研究にそこまで多くの時間を費やすことは難しくなります。春のタイミングでじっくりと時間をかけて取り組むことで、明確な就活の軸をつくりあげてから就活準備を進められますよ。
②本選考に向けた対策を順序立てて決める
次に、本選考を理想的な流れで進めるための計画を立てましょう。現時点から本選考開始までに何をおこなえば良いのか可視化することで、漏れのない就活準備を実現できます。
大学3年生の春はまだ時間に余裕があるため、ES対策、面接対策、Webテスト対策などをいつおこなうのか決められる立場にあります。繰り返し取り組む必要がある選考対策は、早めに予定に入れておくと安心です。
③興味のあるインターンを見つけてなるべく参加してみる
大学3年生の春は、サマーインターンに向けた選考が始まります。興味のあるインターンを見つけて、早めにエントリーしてみましょう。企業内の空気を知ることで、業界・企業研究に大きく役立ちますよ。
また、季節によってさまざまなインターンが開催されます。大学3年生の春から就活を始める人は、時間を使っていろいろなインターンに参加できるのです。
サマーインターン・オータムインターン・ウィンターインターンと、それぞれ違う企業のプログラムで経験を積めます。インターンを通して企業とのつながりも形成されるため、自発的な参加をおすすめします。
大学3年生の夏に就活を何もしていない人に有効な対策! 夏休みを有効に使おう
大学3年生の夏は、夏休みを有効に使うことで、就活の準備を飛躍的に進めることができます。
ほかの学生に大きな差をつけられるチャンスなので、さまざまな対策に取り組んでみましょう。
①夏休みの最初に自己分析や業界分析をやる
夏休みが始まったタイミングで、自己分析や業界分析を実施することをおすすめします。
自己分析や業界分析は、まとまった時間を使ったほうが集中しやすいからです。夏休みなら時間の調整がしやすいため、集中的に作業に取り組めますよ。
夏休み中の自己分析は「自分史の作成」、業界分析は「ノートへの情報まとめ」が有効です。生まれてから現在までの歴史を振り返る自分史は、作成にかなりの時間を要します。ノートに情報をまとめる作業も、短時間では終わりません。
授業がない夏休みこそ、時間がかかる作業を終わらせましょう。
自己分析に役立つ自分史の作り方は以下で詳しく解説しています。
②サマーインターンで実務経験を積む
サマーインターンに参加すれば、夏休み期間中に貴重な経験を積むことができますよ。
多くのサマーインターンは夏休み前に選考が終了してしまいますが、なかには選考なしのインターンを開催している企業もあります。多くは短期間のプロジェクトですが、実務経験を積むことで以下のようなメリットを感じられるはずです。
何から就活を始めるべきか迷っている人は、まずインターンに参加して企業の雰囲気を肌で感じてみても良いかもしれません。
③ガクチカや自己PRできるものに取り組む
ガクチカや自己PRのエピソードとして使えることを、夏休みに体験する方法もあります。具体的には以下のような経験です。
大学3年生の夏休みは、本選考が始まるまでに余裕を持って時間を過ごせる最後の長期休暇です。もともと興味関心があったことを、このタイミングで始めてみるのも良いですね。
ほかの学生とかぶらないような体験を味わって、今後の就活準備に活かしましょう。
大学3年生の秋に就活を何もしていない人に有効な対策! 急いで準備を進めよう
大学3年生の秋から就活を始めるなら、周りの人の力を借りながら効率よく準備を進めることが大切です。「自分1人で就活を進められるほどの時間はない」と思いましょう。
就活の専門家や先輩に相談し、一つずつ確実に準備を進めてくださいね。
①キャリアセンターを使って面接やES対策を進める
大学のキャリアセンターで相談し、今必要な準備について教えてもらいましょう。職員の人は就活の専門家なので、適切な方法を教えてくれますよ。キャリアセンターで受けられるサービスは以下の通りです。
ハローワークなどと違って、大学構内に施設があるため、気軽に利用しやすいところがポイントです。
②就活経験のある先輩やOB・OGの力を借りて企業研究をする
先輩やOB・OGに就活相談を依頼し、効率的に企業研究をおこなう方法もあります。
とくに、志望業界から内定をもらった人から得られる情報は、今後の就活に大きく役立ちますよ。もし自分のコミュニティの中に志望業界に進んだ人がいない場合は、友人の先輩などから紹介してもらいましょう。
ただし、先輩やOB・OGから教えられた内容を、全て鵜呑みにするのはやめましょう。選考の内容は毎年変わるため、あくまでも参考程度にとどめることが大切です。
③興味のある企業から数社選んでインターンに参加する
大学3年生の秋に就活を始めたとしても、まだインターンに参加するチャンスはあります。
選考がないタイプならオータムインターンにも応募できるうえに、ウィンターインターンの選考にも間に合いますよ。講義と並行しながら参加する必要があるため、数社に絞って参加しましょう。
インターンに参加することで、本選考の一次面接が免除されるなど、優遇されるケースもあります。ここで得た経験を活かせば、春から夏にかけての経験差を十分埋められるので、なるべく早めに取り組みましょう。
大学3年生の冬に就活を何もしていない人に有効な対策! 遅れている自覚を持とう
冬に就活を始めた人は、友人たちと自分の状況を比較して落ち込みがちですよね。出遅れていることは確かに間違いありませんが、過度に思い詰める必要はありません。
「効率よく準備を進めること」を重視すれば、十分に挽回できるので、落ち着いて取り組んでください。
① キャリアセンターに相談してスケジュールを決める
まずは、大学のキャリアセンターに相談することから始めましょう。
今から就活を始める場合は何から始めれば良いのかを聞いて、今後のスケジュールを組みます。1人で予定を組むよりも、就活の専門家から指摘がもらえたほうが安心できますよね。
就活に関する不安があるときは、職員の人に相談することで気持ちが落ち着くというメリットもあります。相談することで、自分の気持ちの整理ができるからです。就活を始めるのが遅かった人は、積極的にキャリアセンターを利用しましょう。
②就活エージェントを活用する
就活エージェントとは、キャリアアドバイザーが企業と学生の間に立って、求人紹介や就活サポートを実施するサービスです。
具体的には、以下のようなサービスを利用できます。
ただし、就活エージェントにはいくつかのリスクも存在するので、その点も理解しておく必要があります。
就活エージェントを使うリスク
・アドバイザーとのコミュニケーション不足により、ミスマッチが起こりやすい
・アドバイザーから今後の行動などを指示されるため、自分のペースで就活を進めにくい
このようなリスクと、メリットを両方理解したうえで利用しましょう。
③合同企業説明会に参加する
志望企業や業界がまだまとまっていない場合は、合同企業説明会に参加してください。1回の参加で複数社の企業説明を聞けるため、効率よく情報を集めることが可能です。
その場で複数の企業を比較できるところも良い点ですね。気になる企業を見つけたら、後日その企業を深堀りする形で業界・企業研究を進めましょう。
説明会だけでなく、人気企業の代表者による講演会や就活セミナーなどが同時開催されることもあります。就活に関する複合的な情報を学べるため、何度か足を運ぶと良いですよ。
合同企業説明会に参加するメリットについては、こちらでも詳しく解説しています。
就活生に聞いた! 内定を得るために重要だと思う準備
他の学生がやってよかったと思う就活の準備って気になりますよね。
そこで、やっておいてよかった就活準備について、学生にアンケート取材をおこないました。ぜひこちらを読んで、就活の準備に役立ててみてください。
インターンに参加するという意見が多数
内定を得るためにはインターンへの参加が重要だったと、多くの学生が答えました。
インターンに参加すると、就活のモチベーションが上がったり、選考の経験ができたりと多くのメリットを感じられることがわかりますね。
早期選考につながるケースもあるようで、早い時期に内定をもらいたい人にとってもインターンは有効だといえますね。
インターンの申込み手順については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
業界・企業研究が役に立ったという学生も
業界・企業研究をやっておいて良かったと答えた学生も目立ちました。
選考に参加するうえで、業界や企業に関する情報は必須となる知識です。業界・企業研究を丁寧におこなっておくことで、企業側からの評価を着実に高められるということですね。
面接では、志望動機やキャリアプランなどその企業について知らないと、答えられない質問も多くあるので、業界・企業研究は非常に重要だといえます。
やっておくと周りに差をつけられる準備
ほかの学生に差をつけて、スムーズに内定を獲得するためには、上記の2つの準備がおすすめです。なぜなら、自分にしか作れない「就活の軸」を作りやすくなるからです。
他の学生の差別化できるようなエピソードを作りたい人は、ぜひ実践してみてください。
長期インターンへの参加
長期インターンとは、1ヶ月〜2年以上もの長い期間を使って開催するインターンを指します。
営業やマーケティングなど、実践的な業務内容を学べるプログラムが多く、時給が発生する場合も少なくありません。
長期インターンに参加すると、さまざまなメリットがあります。
インターネットや書籍を使って情報を取得することにも、大きな価値があります。しかし、長期間現場に身を置くことで得られる情報のボリューム感にはかないません。
実務経験を積んで、自分の適性を見極めていきましょう。
就活イベントへの参加
就活イベントへ積極的に参加すると、「業界・企業の理解を深める」「就活に使えるスキルを伸ばす」という点で良い影響があります。主な就活イベントは以下の通りです。
イベントの参加を通して、今まで興味のなかった業界に関心が持てたり、より実践的な知識を学べたりします。
就活イベントは就活情報サイトなどから応募できるので、随時チェックをしておき、興味があるものに参加してみましょう。
準備を何もしてない大学3年必見! 就活前に用意しておきたいアイテム10選
就活を始めるには、いくつかのアイテムを用意しなければなりません。ここからは、就活中の学生にとって必須ともいえる重要アイテムを10個紹介します。
自分で購入しても良いですし、先輩から譲り受ける形でも大丈夫です。身の回りの準備を整えてから、自信を持って就活を始めてくださいね。
①スーツ
スーツは面接やグループディスカッション以外にも、説明会やOB・OG訪問でも着用する必須アイテムです。「面接用」と「説明会用」の2種類を用意する人も少なくありません。
現在は一般のアパレルショップでも安価なものが販売されているので、価格を抑えたい人はそちらを購入してみてはいかがでしょうか。百貨店やスーツ専門店で購入する場合は、自分のサイズに合わせて採寸できるところが魅力です。
また、必要なときだけ借りられるレンタルスーツサービスを利用するのも良いですね。自分の状況に合わせて、適切な店舗・サービスを選びましょう。
スーツ選びに関する詳しい情報は、こちらの記事を見てみてください。
②靴
一般的にスーツを着る場合は、靴も一緒に履くので、靴も事前に用意しておく必要があります。
この中でも、歩きやすさはとくに重視する必要があります。なぜなら、選考中は1日に複数の企業をたずね回ることも多いからです。靴を購入する際は、何種類も試し履きしたうえで一番自分の足にフィットしたものを選ぶと良いですね。
面接に臨む際に適している靴について、こちらで詳しく解説しています。
③カバン
就活用のカバンは、A4サイズの資料を入れられるビジネスバッグを選びましょう。なぜなら、履歴書などを企業に持ち込んだり、いただいた資料を持ち帰ったりするシーンが多いからです。
カバンの種類は、しっかりと自立するタイプを選ぶと良いですね。面接時、床にカバンを置いても倒れないようにするためです。また、なるべく長く使用できるように、耐久性や防水性にすぐれたものも適しています。
面接に使えるカバンについては、以下の記事でも詳しく解説しています。
④履歴書
履歴書は、就活を始めるにあたって必ず用意しなければならないアイテムです。
現在はインターネットでの履歴書送付も主流になってきましたが、手書きでの提出を求める企業も一定数存在します。急に提出を求められることも多いため、あらかじめ余裕を持った量を用意しておきましょう。
おすすめの購入場所は、学校の購買部です。一般的な履歴書に比べると、志望動機や自己PRなどの項目が大きめのサイズで印刷されていて、書きやすいのが特徴です。
履歴書のサイズについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
⑤証明写真
意外と使用頻度が高いアイテムといえば、証明写真です。履歴書に貼付するほか、内定獲得後の書類送付などにも利用します。予め20〜30枚は用意しておき、ストックがなくなってきたら早めに追加分を用意しましょう。
証明写真は、できる限り写真館で撮影してもらうことをおすすめします。証明写真機やスマホアプリを使って印刷する場合と比べて、仕上がりがまったく異なるからです。
姿勢や表情について細かくアドバイスしてもらえるため、明るい印象を持たれるような1枚を撮影できますよ。
証明写真をキレイに撮るコツはこちらで詳しく解説しています。
⑥スケジュール帳
就活用のスケジュール帳を用意しておくと、予定を整理しやすくなります。面接や説明会の予定が急に入ることも多いため、1日分のスペースが大きい手帳を選ぶと良いですね。
なお、就活とプライベートの予定が混在しないように、2冊のスケジュール帳を使い分けることをおすすめします。
なお、スケジュール帳ではなく、スケジュール管理アプリをインストールするのも1つの方法です。その際は、タスク管理機能がついているものや、就活専用スケジュールアプリを使ってみてくださいね。
⑦就活ノート
就活で得た情報をまとめる就活ノートも、必須アイテムの1つです。普段はスマートフォンでメモを取っている人も、就活時はノートを用意してください。なかには、スマホでメモを取ることを良く思わない企業も存在するからです。
ノートのサイズは、A5〜A6をおすすめします。あまり大きすぎるとメモを取り出す時にかさばってしまい、使いにくいことが理由です。ポケットなどにも入れておける、ほど良い大きさを選びましょう。
就活ノートの詳しい作り方が気になる人は、こちらの記事を参考にしてください。
⑧筆記用具
就活を進めるなら、筆記用具も欠かせません。以下のような筆記用具を用意しておきましょう。
ボールペンは、「履歴書・ES用の黒いボールペン」と、「メモ用の消せるボールペン」の2本を用意することがおすすめです。
履歴書やESなどの公的な書類には、消せないボールペン(黒色)を使うべきとされています。しかし、説明会やOB・OG訪問などでは間違えた部分をすぐ消せるボールペンのほうが、使いやすいですよね。
また、提出する履歴書の写真がとれてしまったときのために、ノリも1つ持っておきたいですね。
⑨腕時計
腕時計は、社会人の身だしなみに必要なアイテムです。常に時間を意識しながら行動するためにも、腕時計は身に付けるようにしましょう。製品を選ぶ際は、以下のポイントに気をつけると良いですね。
スーツと合わせた際に悪目立ちしてしまうような、派手なデザインは避けたほうがベターです。また、デジタルタイプの腕時計は面接中に音が鳴る恐れがあるため、アナログタイプを選ぶようにしましょう。
就活に適した腕時計に関する情報が知りたい方は、こちらをご覧ください。
⑩モバイルバッテリー
モバイルバッテリーは、就活中の突発的なトラブルを助けてくれる重要アイテムです。大容量タイプ(10,000mAh以上)かつ、コンパクトなサイズのモバイルバッテリーをおすすめします。
家を出る前に充電を忘れてしまい、「大事な面接前に電源が切れてしまった……」といったケースは、多くの学生が経験している失敗例です。企業の場所を地図アプリで確認できず、選考時間に間に合わなくなることも考えられます。
そんなときもモバイルバッテリーがあれば、すぐに充電ができて便利ですよ。
就活生に聞いた! 役立った就活アイテムは?
「これは用意しておいてよかった!」というアイテムを覚えておくと、今後の就活がよりスムーズに進みます。
就活を経験した学生の皆さんは、どんなアイテムが就活に役立ったのでしょうか。アンケートを取ってみたので確認をしてみましょう。
WEB面接に活かせるリングライトを挙げた人が多数
パソコンやスマホに取り付けて表情を明るく照らすリングライトに対して、多くの回答が寄せられていました。
近年はオンライン面接を実施する企業が増えているので、リングライトの需要が高まっているようです。
リングライトがあると、表情を明るくすることで第一印象アップを期待できます。自信を持って面接に挑めるというメリットもあるようですね。
パソコンが役立ったと回答した人も多い
就活に役立ったアイテムとして、パソコンを挙げている人も多数見られました。
オンライン面接や説明会をスムーズに受けられる点や、提出書類やデータの整理がしやすい点から、自分のパソコンを用意する学生が多いようです。
性能の高いパソコンが用意できれば、通信速度が早くストレスなく作業ができるため、就活を効率的に進めることにも役立ちますよ。
就職四季報が役に立ったという意見も
アンケートの中には、少数派ながら就職四季報という意見も寄せられました。
客観的な目線でさまざまな企業の情報について説明している就職四季報は、就活を始めたばかりの時期に役立ちます。
平均年収や有休消化率など気になる情報が多く書いてあるので、購入してみるのも良いでしょう。
就活を何もしてない期間は大学3年生の早い時期に解消しよう
就活は年々早期化している傾向にあるため、大学3年生の時点で就活を何もしていない人は、なるべく早く行動を始めることが大切です。
就活をスタートさせる時期によって必要な対策も異なるため、「今自分には何が必要なのか」と考えることも重要です。就活開始時期が遅くなってしまった場合は、キャリアセンターや就活経験のある先輩などの力を借りて、効率的に就活を進めることが大切です。
就活は入念な準備をした人の方が結果が出やすい傾向にあるので、気づいた時点で準備を進めるようにしてくださいね。
【就活の開始時期に関する調査】
調査方法:ポート株式会社が運営する企業口コミサイト「就活会議」会員へのダイレクトメール
調査日:2023年8月28日~9月4日
調査元:「就活の未来」を運営するポート株式会社
調査対象者:24卒・25卒の就活会議会員の67人
【就活の持ち物に関する調査】
調査方法:ポート株式会社が運営する企業口コミサイト「就活会議」会員へのダイレクトメール
調査日:2022年4月15日~4月21日
調査元:「就活の未来」を運営するポート株式会社
調査対象者:23卒・24卒の就活会議会員の78人