自己PR

自己PRがないから脱却する9個の方法|アピールできる題材も紹介

目次

  1. 自己PRがないと感じるのには理由がある! 対処法を知って自分らしい強みを見つけよう
  2. まず押さえたい! 自己PRがないと感じる4つの理由
  3. 就活生に聞いた! 自己PRがないと感じた経験
  4. 自己PRがないときはエピソードを探そう! 役立つ経験5選
  5. 自分を深掘りしよう! 自己PRがないと感じるときのおすすめの自己分析方法6選
  6. どうしてもない……! 自己PRが見つからないときの3つの対処法
  7. 就活生に聞いた! 自己PRがないと感じたときの対処法
  8. エピソードだけじゃない! 自己PRを魅力的に伝えるための3ステップ
  9. エピソード別で見てみよう! 自己PRの例文5選
  10. 自己PRがないときはアプローチ方法を変えてエピソードを探そう

自己PRがないと感じるのには理由がある! 対処法を知って自分らしい強みを見つけよう

自己PRがないと悩む学生の中には、「学生時代なにもしてこなかった」「成功体験がない」と思っている人もいるでしょう。 実は自己PRとして話せる強みやエピソードは誰にでも存在するのです。

自己PRを見つけるためには、ないと感じる理由を把握することや、エピソードを洗い出すための少しの工夫が必要です。

この記事では、自己PRがないときの9つの解決策やアピールできる題材を紹介します。最後まで読めば、自分らしい強みが見つけられるでしょう。

まず押さえたい! 自己PRがないと感じる4つの理由

まず押さえたい!自己PRがないと感じる4つの理由

まずは、自己PRがないと感じる理由を知ることが大切です。原因を突き止めれば、解決策を見出せるでしょう。自己PRに対するハードルを上げ過ぎていれば、なぜ企業が自己PRを聞くのかを理解することでハードルを下げられるかもしれません。

ここでは、自己PRがないと感じる4つの理由を紹介します。自分に当てはまるものがないか、チェックしてみてください。

①自己分析が足りていない

自己PRがないと感じる場合、自己分析が足りていない可能性があります。浅い自己分析では、普段は意識をしていない無意識の心理の部分までたどり着きません。

自分の経験や思考を深掘りすれば、得意なことや苦手なこと、何を大切にしてきたかなどの価値観が見えてきます

自己PRは企業選びや入社後のミスマッチを防ぐなど、就活においては軸になる部分です。目的を明確にして、正しい方法でおこないましょう。

②難しく考えすぎている

難しく考えすぎているケースも原因の一つです。自己PRに特別な経験や成功体験は必須ではありません。「全国大会に出た」「インターンシップに参加した」など大きな成果や経験が必要だと考える就活生もいるでしょう。

しかし、企業側は「社風とマッチするのか」「活躍してくれるのか」を知るために自己PRを確認します。「明るい性格」「努力家」などの性格面も十分な自己PRになりえるため、社風や企業が求めている人物像を分析し、アピールすることが大切です。

ハードルを上げ過ぎず、自分の人柄や企業で活躍できるイメージを伝えましょう

③周りと比べている

周りと比べすぎていると、自己PRがないと焦ってしまうこともあります。ほかの就活生の自己PRやエピソードを聞き、自分は大したことないと思って落ち込んでしまうためです。

留学経験がある友人や、学生時代に起業をした人は、自信を持って自分の強みや経験をアピールするかもしれません。しかし、前述のとおり自己PRでは具体的な実績や能力を見られているわけではなく、企業にマッチする人材かを判断するためのものです

周りと比べるのではなく、自分なりの強みを見つけ会社にどれだけ貢献できる人材かをアピールしましょう。

④数字にとらわれ過ぎている

自己PRには、具体的な数字が必要だと思い込んでいる人も多いです。数字を盛り込めば、説得力が増し客観的にアピールできるでしょう。

もちろん、「売上げ10%向上」「TOEIC800点」といった数字で示すことで自己PRに説得力を増すことができますが、アピールにつながりづらい場合は無理に数値を盛り込む必要はありません。

その場合は、数字ではなくエピソードを掘り下げていくことをおすすめします。一つの経験や出来事から感じたことや次に活かせたこと、周りへの影響、自分の考えの変化などを丁寧に振り返りましょう。

コピペで使える自己PR文がかんたんに作れます

自己PRは就活において必ずといっていいほど必要になります。自己PRが曖昧なまま就活がうまくいかなかったという就活生は多くいます。

そこで活用したいのが「自己PR作成ツール」です。
自己PR作成ツールを使えば、簡単な20個の質問に答えていくだけで、あなただけの自己PRが完成します。

作った自己PRは選考で活用できるものになっているので、ぜひ活用して採用される自己PRを完成させましょう。

作成スタート【無料】

あわせて活用したい!

あなたが自己PRでアピールするポイントを特定します

就活生に聞いた! 自己PRがないと感じた経験

就活生に聞いた!自己PRがないと感じた経験

自己PRがないと悩んでいるのは自分だけなのか、と気になることがありますよね。そこで、学生の皆さんに自己PRがないと感じた経験があるかどうかのアンケートを取りました。

アンケートの結果、自己PRがないと感じたことがあるのは18%と少数ですが一定数いることがわかります。自分だけだと落ち込み過ぎず、自分に合った方法でアピールポイントを探してみましょう

自己PRがないときはエピソードを探そう! 役立つ経験5選

自己PRがないときはエピソードを探そう!役立つ経験5選

自己PRがないと感じるときは、まずはエピソードを探しましょう。ここからは自己PRを見つけやすい5つの経験を例に解説していきます。

どのようなエピソードが自己PRになりえるのかもあわせて紹介するので、自分に当てはまるものがないか確認しながら見てみてください。

①部活動

部活動を通してさまざまな経験をし、成長している人は多いでしょう。成功体験だけでなく、うまくいかなかったことや人間関係などを深掘りしてみてください

たとえば以下のような経験は自己PRになりえます。一つずつ思い出して書き出してみましょう。

自分が特に頑張ったことや意識していたことを思い返しましょう。大きな実績がなくても、自己PRにつながるエピソードは見つけられるはずですよ。

自己PRで部活動のエピソードを選ぶ人は、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。

②サークル

自己PRがないときはサークル活動を振り返り、アピールポイントを探してみるのもおすすめです。サークルは自由度が高く自分の意志が反映されやすいため、価値観を表す出来事や人間関係でのストーリーも見つけやすいですよ

自己PRになりえる出来事には、以下のようなものがあります。

役職があれば、その役職のなかで自分が果たした役割や工夫したことなどから洗い出してみましょう。役職がない場合でも、ある出来事やトラブルに直面したときにどのように考えたのか、どう行動したのか、何を学んだのかなどを深掘りしてみてください。

サークルの自己PRについては、こちらの記事でも詳しく解説していますよ。

③アルバイト

アルバイト経験は、仕事に対する向き合い方などを具体的に伝えられるため自己PRとして効果的です。人柄や能力だけでなく、入社後にどのような活躍をしてくれるかがイメージしやすいでしょう。

自己PRになりえる出来事としては以下のようなものが挙げられます。

大きな成果がない場合でも、「何を考えどう動いたか」「どんな気持ちで働いていたか」「大切にしていたことは何か」などから深掘りしてみましょう。自己PRにつながる自分の価値観やエピソードのヒントが見つかるかもしれませんよ。

こちらの記事ではアルバイトを自己PRにする方法について詳しく紹介しています。ぜひ、チェックしてみてくださいね。

④勉強

高校受験や大学受験などの勉強も、十分に自己PRになりえます。目標を掲げ、達成するために努力をする経験は自分を大きく成長させてくれるからです。

以下のような出来事を深掘りしてみましょう。

合格に向けて、自分なりに工夫した点や努力した点を考えてみましょう。勉強に対する自分の考え方を言語化したり、なぜ勉強を頑張ろうと思ったかを書き出したりして、濃いエピソードにしていくのがおすすめです

⑤趣味

実は、趣味も自己PRの題材として活用できます。趣味を通して何を得たのか、どんな価値観を持っているのか、人柄などを伝えられますよ。

具体的な例は以下の通りです。

趣味を自己PRのアピールポイントで話すときは、趣味の紹介だけにならないように注意しましょう。その趣味を通して、何が得られたのかをしっかりと伝えることが大切です。具体的なエピソードも絡ませながら話すと、人間性も伝わり信憑性が高まります。

こちらの記事では趣味を題材にした自己PRの書き方のコツを紹介しています。

自分を深掘りしよう! 自己PRがないと感じるときのおすすめの自己分析方法6選

自分を深掘りしよう!自己PRがないと感じるときのおすすめの自己分析方法6選

自己PRで話せるエピソードがないと感じるときは、改めて自己分析をおこないましょう。忘れていた出来事や、心の奥にある価値観が見つけられるかもしれません。

ここでは、おすすめの自己分析の方法と深掘りするポイントもあわせてまとめています。参考にしながら、自分だけの強みやアピールポイントを探しましょう。

①自分史を作成して忘れていた過去を思い出す

自分史とは自分の歴史です。自分の過去の歴史を時系列に整理し、忘れていた過去を思い出しましょう。

ポイントは、小学生、中学生、高校生、大学生の期間ごとや体育祭や文化祭、卒業式などイベントごとに区切って考えることです。小学生3年生の春休みや、中学1年生の1学期、高校の体育祭というように丁寧に振り返ってみてください。

次に、それぞれの出来事に対して以下の点を書き出しましょう。

最後に書き出した経験ごとにキャッチコピーをつけてみてください。たとえば、「見えないところで努力する」「人を巻き込むリーダーシップ」などです。ここで出てきたキーワードは、自分自身の価値観を表しているでしょう。

自分史の作り方についてはこちらの記事で詳しく紹介しているので、あわせて確認してくださいね。

②モチベーショングラフを作って気付けなかった経験を見つける

モチベーショングラフを作成し、気付けなかった経験を見つけるのもおすすめですよ。モチベーショングラフとは自分の熱量を表すグラフです。自分がどんなときにモチベーションが上がるのか、逆に下がるのはどういうときかを可視化できるため、自己分析に役立ちますよ

まずは、縦軸をモチベーション、横軸に時間をおいて幼少期から現在までの出来事とそれに対してのモチベーションを書いていきます。

特に以下の点に焦点を当てて振り返ってみましょう。

自分史と同じく、過去にどんな経験をしてそのとき自分はどう感じたのかを掘り下げることで、考え方や価値観がわかるでしょう。気持ちを軸にグラフを作成するため、自分が没頭できるものや環境が把握できるのも特徴です。

また、面接で「つらかったことは何ですか」と聞かれたときにも、モチベーショングラフを作成していれば、柔軟に対応できるでしょう。とくに感受性豊かな人はモチベーショングラフは自分の気持ちや価値観を知るのに役立ちますよ。

③失敗経験を深掘りする

失敗経験を深掘りする方法も効果的です。自己分析をするときには、良いところを見つけようと成功体験を探しがちです。しかし、失敗経験からは多くのことを学べます。

以下の点を深掘りしてみましょう。

社会人にとってピンチや逆風のときにどう動くかは重要です。失敗談から得たものを自己PRとしてうまく伝えられると、忍耐強さや柔軟に対応できる点をアピールできるでしょう

こちらの記事で面接で失敗談を聞かれた際の答え方について解説しています。失敗談を見つけるのに役立つので、あわせて確認してくださいね。

④長所・短所を書き出して発揮されたエピソードを考える

長所と短所を書き出し、それぞれが発揮されたエピソードを考える方法もあります。長所と短所は自分だけで分析することもできますが、友人や家族に聞いてみるのも良いでしょう

以下のように自分に当てはまるものを思いつくままに書き出してみてください。

たとえば、負けず嫌いの性格であれば「友達より先に逆上がりがしたくて、公園で一人で練習した結果、体育のテストで一発合格した」などいくつかのエピソードはあるはずです。

短所は、改善するためにどのような努力をしたかなどを中心に考えてみてください。せっかちな性格であれば、「状況を深く観察することを習慣づけることで改善し、自分軸だけではなく相手の立場になって物事を考えられるようになった」などが挙げられるでしょう。

長所と短所が見つからず悩んでいる人は、こちらの記事をチェックしてみましょう。

⑤自分が大切にしていることからストーリーを洗い出す

自分が大切にしていることを見つめ直し、そこからストーリーを洗い出す方法も試してみましょう。対人関係や生活をするうえで自分が大切にしていることを、以下のように書き出してみてください。

もしくは、他人にされたら嫌だと感じることを考えてみましょう。その逆が自分の大切にしていることだといえるでしょう

たとえば、「優先座席に座り、目の前に妊婦さんが立っても代わらない行為」が嫌だと感じてる人は、人に対して優しさを求めていたり、譲り合う精神を大切にしているといえます。

このように、自分が大切にしていることからストーリーを洗い出すのも効果的ですよ。

こちらの記事では大切にしていることの回答例について紹介しています。

⑥家族や友人に聞いて気付かない一面を知る

家族や友人に聞く「他己分析」も有効です。客観的な視点から自分を知れば、気付いていない一面を見つけられるかもしれません。

具体的に以下の点を質問してみましょう。

家族や友人などの近い人だけでなく、アルバイト先の同僚や少ししか面識がない人からの他己分析も効果的です。他己分析をおこなう際は、一人の意見を鵜吞みにするのではなく、複数の人数の意見を参考にすることも意識しましょう。

他己分析についてはこちらの記事で詳しく解説していますよ。他己分析の質問例を紹介していますので、参考にしてみてくださいね。

時間がない人におすすめ!
ツールを使えば、自己PRが3分で完成します

自己PR作成ツールはもう試しましたでしょうか?コピペで使える効率的に受かりやすい自己PRを作成することができます。

自己PR作成ツールを使えば、簡単な20個の質問に答えていくだけで、あなただけの自己PRが完成します。

作った自己PRは選考で活用できるものになっているので、ぜひ活用して採用される自己PRを完成させましょう。

作成スタート【無料】

あわせて活用したい!

あなたが自己PRでアピールするポイントを特定します

どうしてもない……! 自己PRが見つからないときの3つの対処法

どうしてもない……!自己PRが見つからないときの3つの対処法

自己分析で深掘りをしても、企業が求める人材とマッチする自己PRが見つけられない人もいるかもしれません。そんなときにおすすめできる対処法を3つ紹介します。以下の方法で、納得のいく自己PRを作りましょう。

①OB・OG訪問で現場を知る

戦略的な自己PRを見つけるためには、OB・OG訪問がおすすめです。企業が求める人材をよりリアルに知ることができれば、自己PRを考える手助けになります。特に以下の点をリサーチしてみてください。

働いている人の雰囲気や社風を感じ取り強みとマッチさせるだけでなく、つらいことや大変なことを調査し、それに耐えられる人物であるとアピールするのも効果的です。

先輩社員の声からは、企業のホームページだけでは得られない情報がたくさんあります。自己PRの作成に行き詰まったら、現場を訪れ実際の社員に直接聞いてみましょう。

OB・OG訪問をする適切な時期については、以下の記事を参考にしてみてくださいね。

②業務内容から求められる人物像を探る

業務内容に絞って、求める人物像を探るのも良いでしょう。多くの就活生は企業の求める人材を考えるため、ほかの就活生との差別化にもなります。

たとえば、事務作業が多ければ以下の点をアピールしてみましょう。

業務内容からアピールするためには、新入社員が配属されやすい部署を把握するなど、企業分析をしっかりおこなっていることが大切です

企業研究の方法について悩んでいる人はこちらの記事をチェックしてみてくださいね。企業研究のやり方について詳しく解説しています。

③今から何かに取り組んで自己PRを作る

企業の求める人材であることをアピールするために、今から何かに取り組む方法もあります。たとえば以下のようなものです。

就活までに時間がない場合でも、目的を持って行動すれば自己PRにつなげられるでしょう。また、企業によっては、自己PRがないと感じてすぐに行動に移したことを評価してくれるケースもあります。何もないと諦めずに、できることから始めてみましょう

就活生に聞いた! 自己PRがないと感じたときの対処法

就活生に聞いた!自己PRがないと感じたときの対処法

自己PRがないと感じる学生の中には、ほかの学生がどのように自己PRを見つけたのか気になっている人もいるでしょう。

そこで、自己PRがないと感じたときの対処法について学生の皆さんに聞いてみました。就活生がどのように自己PRを見つけているか、参考にしてみてください。

自己分析を徹底したという回答が大多数

自己PRがないと感じたときには、自己分析を徹底しておこなったという回答が多く寄せられました。

自己分析は就活の軸となる部分なので、基本に戻り徹底して自己分析をおこなうことで強みを見つける就活生が多いようです。自己分析の方法も、それぞれ工夫しているのがわかりますね。

友達など周りに聞いたという回答も

なかには、自分のことを良く知る友人などに聞いたという回答もありました。

客観的な視点からは、自分では気付いていない新たな発見もあるでしょう。なぜそう思うかの理由まで聞くと、エピソードも一緒に教えてもらえるかもしれません。

エピソードだけじゃない! 自己PRを魅力的に伝えるための3ステップ

エピソードだけじゃない!自己PRを魅力的に伝えるための3ステップ

自己PRが見つかれば、次は伝え方を学びましょう。伝え方が間違っていれば魅力的な自己PRにはなりません。

採用担当者に「自社とマッチする」「活躍してくれそう」とアピールするためには、話す順番が重要です。ここからは自己PRを魅力的に伝えることができる3ステップを紹介するので、しっかり押さえていきましょう。

①アピールポイントを述べる

まずは自分が伝えたいアピールポイントから述べましょう。「自分の強みは〇〇です」のように、結論を最初に言うことで、採用担当者に伝えたいことが正確に伝わります。また、その後の話もスムーズに理解してもらえ、インパクトに残りやすいでしょう。

エピソードから話すと、何を伝えたいかわからず、採用担当者にアピールポイントがきちんと伝わらない可能性があります。まずは結論から述べることを意識してみてください

②根拠となるエピソードを提示する

次に、根拠となるエピソードを示します。なぜ強みといえるのか、具体的なエピソードを用いればより信憑性が増すためです。アルバイトやサークル、勉強などを通して具体的な出来事を話します。

エピソードを伝えるときは以下の点も盛り込んでみましょう。

ポイントは自分の考えなどを言語化し、自分だけのストーリーを示すことです。採用担当者が具体的な情景を思い浮かべることができれば、説得力のある自己PRになるでしょう。

③入社後に活躍できるイメージを伝える

最後は、自分の強みを入社後にどう活かすのかを伝えて締めくくります。入社後の活躍するイメージを持ってもらえるよう、仕事内容や企業に絡めてアピールしましょう。

アピールポイントが企業の求める人材とマッチしているかが重要なポイントです。ここをしっかりと伝えるためにも、業界研究や企業分析の準備は大切になります。

エントリーシートに自己PRを書くときの基本構成やポイントについてはこちらの記事でまとめているので、あわせて確認してくださいね。

エピソード別で見てみよう! 自己PRの例文5選

自己PRで伝えたい内容は決まったものの、うまく文章にまとめられない学生もいるでしょう。ここからは、エピソード別に自己PRの例文を紹介します。作り方に悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。

例文①部活

客観的に自分を見ることができ、チームのために働きかけている点が伝わる内容です。入社後も、求められている役割を把握し柔軟に対応してくれる人物だと期待ができますね。

柔軟性の自己PRはこちらの記事も参考にしてみてくださいね。

例文②サークル

協調性は多くの企業で重要視されています。社内はもちろん、取引先と良好な関係を築くためにも必要なスキルです。居心地の悪い環境でも、積極的に行動に移し改善している点は評価が高いでしょう

こちらの記事では協調性をアピールするときのポイントや注意点、例文を紹介しているので参考にしてみてください。

例文③アルバイト

課題を見つけ、解決に導くための行動力やリーダーとしてチームを引っ張っていることがわかる内容です。また、責任を持って働いている姿も企業にとっては好印象でしょう。

リーダーシップの自己PRについてはこちらの記事kでも詳しく解説していますよ。

例文④勉強

計画性を持って行動できる強みは、目標の数字がある営業職などにマッチするでしょう。また、「限られた時間で仕事を進められる」「自己管理ができる」という印象も持ってもらいやすいですよ。

こちらの記事では計画性をアピールする際のポイントについて詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。

例文⑤趣味

この例文は趣味の説明だけでなく、趣味を通じて活かすことができた強みや自分の考えを伝えられています。社交的で行動力がある点だけでなく、趣味が旅行ということから好奇心旺盛で調べたり計画したりすることが得意なイメージも持たれやすいでしょう

こちらの記事では社交性のアピールする際のポイントについて解説していますよ。

行動力についてはこちらの記事を参考にしてみてくださいね。

自己PRがないときはアプローチ方法を変えてエピソードを探そう

自己PRがないと悩む人は少なくありません。自己PRになりえるエピソードを探すためのアプローチ方法を変えることで、自分だけの強みが見つかるでしょう。

特別な成果や実績がなくても、自分の今までの経験を洗い出せば、魅力的な自己PRは作り出せます。

この記事を参考に自分だけのアピールポイントを探してみましょう。

【自己PRに関する調査】
調査方法:ポートが運営する企業口コミサイト「就活会議」会員へのダイレクトメール
調査日:2024年6月14日~20日
調査元:「就活の未来」を運営するポート
調査対象者:24卒・25卒の就活会議会員の50人

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

多くの学生と企業をマッチングしてきた経験を活かし、『就活対策サイト「キャリアパーク!」が教える 「最高の会社」の見つけ方』(高橋書店)を出版。最高の会社を見極めるための基準や失敗しない企業選びの方法を紹介している。

全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-190515132-01459)

記事についてのお問い合わせ