目次
- 信用金庫の志望動機は業務理解の深さが問われる
- 志望動機を書く前に! 信用金庫のおもな4つの業務内容を押さえよう
- 違いも紹介! 信用金庫と間違えやすい金融機関の特徴
- 就活生に聞いた! 志望業界の理解の深め方
- 事前準備で差が出る! 信用金庫の志望動機で説得力を増すための3つの準備
- 熱意を伝える! 信用金庫の志望動機に盛り込むべき4要素
- 差別化につながる! 信用金庫の志望動機をさらに魅力的にする4つの方法
- 就活生に聞いた! 志望企業の理解を深める方法
- ケース別に紹介! 信用金庫の志望動機の例文5選
- 熱意が伝わらない! 信用金庫の志望動機のNG例文5選
- 信用金庫の志望動機は地域貢献から一歩踏み込んだ内容でアピールしよう
信用金庫の志望動機は業務理解の深さが問われる
信用金庫への就職を希望している人は、採用担当者が納得できるような志望動機を作成しなければなりません。その際は、信用金庫の業務や特性がほかの企業や金融機関とどう異なるのかについてしっかりと理解しているかどうかが問われます。そのため、うまく志望動機が作れずに悩んでいる人もいるかもしれませんが、最初から完璧な文章が作れる人は少ないので、安心して大丈夫ですよ。
この記事では、信用金庫の志望動機を書く際に役立つ情報として、信用金庫の志望動機を魅力的にする方法や実際の例文などを紹介します。気になる人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
志望動機を書く前に! 信用金庫のおもな4つの業務内容を押さえよう
業界に特化した志望動機を書くためには、まず信用金庫の業務内容を理解することが重要です。この段落では、信用金庫が受け持つ業務を大きく4つの種類に分けて内容をまとめました。信用金庫ならではの志望動機を作るために、まずは業務内容の理解を深めていきましょう。
①預金
預金とは、利用者のお金を預かる業務を指します。個人だけでなく、法人と取引をおこなうことも多いです。
上記のように預金にはさまざまな種類があるため、利用者に適した商品について相談を受けることもありますよ。
②融資
預金によって利用者から預かったお金を融資することも、信用金庫の重要な業務の一つです。個人向けと法人向けに商品が区分されていることが多く見られます。
学生の皆さんにとって、このような個人向けの商品のほうがなじみがあるのではないでしょうか。こうしてお金を融資することで、信用金庫は多くの利用者の生活を支えています。
③為替
為替とは、お金を口座から口座へ移動することです。振込などを通して、必要なところへお金を動かしていきます。国内だけでなく、外国為替業務を実施している信用金庫も少なくありません。
なお、信用金庫同士でお金を移動することもあれば、銀行や信用組合をはじめとした別の金融機関を利用することも多いです。預金・融資・為替の3業務は、金融機関の3大業務とも呼ばれていますよ。
④保険など
信用金庫では、利用者が安心して今後の生活を過ごしていけるような保険商品も取り扱っています。
こういった保険業務のほかに、証券業務やインターネットバンキングに関する業務などをおこなうこともありますよ。
信用金庫業界そのものについてさらに知りたい人は、記事を読んでみてくださいね。
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違いも紹介! 信用金庫と間違えやすい金融機関の特徴
信用金庫は金融機関の一種ですが、このほかにも金融機関はいくつか存在します。ほかの金融機関との違いを理解することで、信用金庫ならではの特徴がわかるため、より説得力の高い志望動機を書けるようになりますよ。ここでは別の金融機関も含め、信用金庫・信用組合・銀行におけるそれぞれの特徴をまとめたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
信用金庫:地域に特化した非営利法人
信用金庫における大きな特徴は、地域に寄り添う点を重視していることと、非営利法人であることです。具体的には以下のような特徴を持っており、特定の地域に根ざした金融機関だということがわかります。
また、信用金庫は、信用金庫法という独自の法律にのっとって運営されています。
信用組合:信用金庫より規模が小さい非営利法人
信用組合は信用金庫と性質が似ていますが、信用金庫よりもとくに規模が小さく、より地域に特化しているところが特徴的です。そのため、地域密着型の業務に対してさらに力を入れることができます。
このように信用組合は信用金庫と共通する部分もありますが、相違点もあり、中小企業等協同組合法・協同組合による金融事業に関する法律という固有の法律にもとづいています。
信用組合についてはこちらの記事でさらに詳しく解説しています。志望動機の例文も掲載しているので、気になる人はチェックしてみましょう。
銀行:利益を求める営利法人
銀行は信用金庫・信用組合と異なり、株式会社として存在する営利法人です。そのため、全体的に規模が大きいことが特徴として挙げられます。
なお、銀行の根拠となる法律は銀行法となります。信用金庫と比べると銀行は特性が大きく異なるため、信用金庫を志望する場合は「信用金庫では得られるが、銀行では得られないメリット」は何か考えると良いですね。
このように信用金庫・信用組合・銀行は相違点が多いですが、預金や融資といった基本的な業務内容は3つともほぼ変わらないと考えて問題ありません。
以下の記事では、銀行の志望動機をまとめているので、気になる人はぜひ参考にしてください。
就活生に聞いた! 志望業界の理解の深め方
信用金庫に限らず、志望企業の選考をスムーズに通過していくためには担当者が求めているものを把握することが必要であるため、その業界の特徴についてよく理解することが大切です。今回は、志望する業界の理解を深めるためにおこなったことについて学生に質問しました。これらの内容を参考にして、就活準備の質を高めていきましょう。
Web上の情報を確認する人が多数
インターネットを使って、各企業の関係性など業界におけるさまざまな情報について調べる人が多く見られました。
業界理解を深めることは、就活において初期の準備にあたるため、気軽に準備が進められるインターネット上での調査が支持されているのではないでしょうか。幅広い情報を知っていたほうが今後の就活に役立つので、スキマ時間などを活用して、なるべく多くの情報に目を通すことをおすすめします。
こちらの記事では金融業界の業界研究に役立つ情報がまとめられているので、あわせて読んでみてくださいね。
説明会に参加して情報を得るという人も
該当する業界に属する企業の説明会などに参加し、各社の特徴などの情報を得る人もいました。
Web上では取得できないリアルな情報を求めて、説明会に参加する人が多いと予想できます。より多角的な視野を持つために、できるだけ多くの企業の説明会に参加すると良いですね。
説明会のマナーについて知りたい人は、こちらの記事に目を通してみてください。
事前準備で差が出る! 信用金庫の志望動機で説得力を増すための3つの準備
信用金庫の志望動機を書く際は、説得力を高めてほかの学生との間に差をつけられるようにいくつかの準備が必要です。ここでは、具体的な準備の内容を3つ紹介します。これらの準備を取り入れることで、その信用金庫で働きたい意欲が担当者に伝わり、選考通過に結び付いていきますよ。
①なぜほかの企業や銀行ではなく信用金庫なのかを深掘る
規模感の大きい関連企業や銀行ではなく、信用金庫を選んだ理由を志望動機に盛り込む必要があるため、その理由についてよく考えましょう。
信用金庫に魅力を感じた理由をひもといていくと、担当者に伝えたい自分の考え方や人柄が見えてきます。これらは担当者が気になる部分でもあるので、自己分析をしながらじっくりと内容をまとめていきましょう。
自己分析の詳しいやり方については、こちらの記事を参考にしてくださいね。
②なぜその信用金庫でなければならないのか深掘る
信用金庫でなければならない理由が明確になったら、次はその信用金庫に就職したいと思った理由を追及していきます。志望動機では、文章の軸となる部分だからです。
とくにその地域が地元ではない場合は担当者も志望動機を予想しにくいため、納得のいく理由が必要不可欠です。具体的な例をリストアップしながら、自分の意見を整理していきましょう。
③どんな地域貢献をしたいのかを考える
信用金庫は相互扶助をおこなうことがおもな目的であるため、地域貢献に関する内容も志望動機に入れることが大切です。これからどのような地域貢献がしたいのか考えて、志望動機の内容を充実させましょう。
ただし、現状を考慮することが必要であるので、自分がやってみたい地域貢献活動のみを挙げるのではなく、その地域が抱える問題などを踏まえることも重要です。説得力のある回答が作れるように、準備の段階から地域の課題について意識してみてくださいね。
熱意を伝える! 信用金庫の志望動機に盛り込むべき4要素
信用金庫の志望動機を作る際は、読みやすいフォーマットに沿って文章を書いていきましょう。この段落では、フォーマットの例として、志望動機に入れるべき内容を4つの要素に分けて解説します。これらの要素を参考にすれば、スムーズに志望動機が書けるうえに熱意も伝えられるようになるので、ぜひ参考にしてください。
①信用金庫を志望した理由
もっとも重要な内容を文章の最初に述べると担当者の記憶に志望動機が残りやすくなるため、まずは志望動機そのものを説明しましょう。結論を先に述べるPREP法の流れに沿うことで、文章の説得力を高めることも期待できますよ。
志望動機の詳しい理由やエピソードなどは次以降の文章で説明していくので、最初の一文はできる限りシンプルに内容をまとめることが大切です。
志望動機の書き出しがうまくいかず悩む場合は、こちらの記事も参考にしてみてください。
②その信用金庫を志望した理由
結論として志望動機を述べたあとは、その主張にもとづく理由を続けて述べていきます。
内容が伝わりやすくなるため、これから具体的なエピソードを語る前に説明しておきたい自分のパーソナリティや、過去の経験などを端的に述べると良いですね。
志望理由の書き方がわからない人は、こちらの記事もぜひチェックしてみてください。
③志望するにいたった具体的なエピソード
志望動機をさらにわかりやすく伝えるために、関連するエピソードを詳しく書いていきましょう。
初めてそのエピソードを聞く人でも内容がすぐイメージできるように、体験した内容を細かく述べていくことがコツとなります。そのときに感じたことをセリフのように表現する方法も、文章にオリジナリティを出せるのでおすすめです。
④入社後どのように貢献したいか
最後に、どのような形で信用金庫の役に立ちたいかを文章のまとめとして記載します。
文章全体に一貫性を出すために、志望動機そのものやエピソードに関連する内容を選ぶことがポイントです。
入社後の目標については、こちらで詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
差別化につながる! 信用金庫の志望動機をさらに魅力的にする4つの方法
信用金庫の就活では、その信用金庫や地域ならではの特徴を入れ込み、志望動機をより魅力的にする工夫が必要です。ここでは、信用金庫の志望動機を作るときに実践したい方法を4つ紹介します。紹介した方法を取り入れることで、ライバルとなる学生より一歩リードできますよ。
①応募先が求める人物像を意識する
応募先によって求める人物像が変わるのは、一般企業だけでなく信用金庫も同じです。応募する信用金庫が求める人物像に沿わせるため、志望動機には印象的なエピソードや今後の展望を書いたうえで、相手がどのような人材を採用したいと思っているかという観点を盛り込みましょう。文章のアイデアが出やすくなるため、文章がなかなか思いつかない人におすすめです。
もし「新しいことにチャレンジできる人」が求める人物像ならば、新規性の高い事業に携わりたい旨などを文章中に入れ込むと良いですね。
②OB・OG訪問で得た内容を参考にする
OB・OG訪問とは、志望先で働く先輩などをたずねて直接コミュニケーションをとることを指します。OB・OG訪問では実際にその職場で働いているリアルな意見を聞けることが多いので、志望動機の内容に反映させて、まわりと差がつく文章を作りましょう。
このほかに、たとえばOB・OGから「これから事業として進めていきたい地域貢献の例」を取得することができたら、今後の展望などにその内容を絡めてみるのはいかがでしょうか。
③現地で住民の声を聞いてみる
信用金庫は地域の人々の役に立つことを重視しているため、実際にその地域に住む人々の意見を参考にすると志望動機の質が高まります。より納得のいく文章を書きたい人におすすめです。
ただし、上記のような方法で住民の声を聞く場合は、マナーやルールを守ることが重要です。許可を取得しなければならない場合もあるので、実施する前に一度キャリアセンターなどに相談すると良いですね。
④時事問題を盛り込む
信用金庫で地域活性化の課題解決に取り組む場合は現在社会で発生しているニュースの知識が必要であるため、話題になっている時事問題を文章に反映させましょう。下記のような内容を、志望動機そのものや今後目指す目標などに盛り込みます。普段からニュースに興味がある人は試してみてください。
意識的に新聞などを読み、現在どのような問題が起こっているのか頭に入れる習慣を付けると良いですね。
就活に役立つ時事問題対策については、こちらの記事を参考にしてみましょう。
就活生に聞いた! 志望企業の理解を深める方法
クオリティの高い志望動機を書くためには、企業研究を進めてほかの企業にはない特徴を文章に盛り込むことも大切です。今回は、学生の皆さんに対して、企業理解を深めるためにおこなった方法を取材しました。より評価が高い志望動機を作りたいなら、以下の結果を参考にしてみましょう。
人から直接聞いて情報収集をしたケースが多数
社員をはじめとした企業の関係者、大学の関係者、友人などとやり取りをする人が多かったです。
普段はなかなか聞くことができない貴重な意見や、インターネットではリサーチできない情報が手に入ることもあるため、コミュニケーションがとれる機会があるなら積極的に参加しましょう。
企業研究に関する知識をもっと得たいなら、こちらの記事を確認してみてくださいね。
HPやイベントなど幅広い調べ方が挙げられた
インターネットの情報や各種イベントなどをチェックして、情報を得る人も見られました。
複数の情報源を参考にすると、間違った情報のみを信じ込んでしまう状況を回避しやすくなるので、なるべく多くの媒体をチェックすると良いですね。
株主などに向けて公開する企業情報であるIR情報の見方がわからない人は、こちらの記事を参照してみましょう。
ケース別に紹介! 信用金庫の志望動機の例文5選
クオリティの高い志望動機が作成しやすくなるため、例文を参考にしてどのような文章を目指せば良いか考えてみることをおすすめします。ここからは、信用金庫の志望動機における例文をそれぞれのケースに合わせて紹介するので、ぜひ目を通してみてくださいね。状況に適した例文を書くことで、より良い評価を得られる可能性が高まりますよ。
①200字以内の場合
200字以内で志望動機をまとめなければならない場合は、本当に必要な部分と削除しても意味が通じる部分を区別することから始めてみましょう。そうすることで、文脈を間違えないようにしながら全体のボリュームを減らすことができます。
②400字以内の場合
比較的文字数が多い400字以内の場合は、エピソード部分をなるべく具体的に記載するようにしましょう。この部分を詳しく説明することで、文章全体の論理性を高めることができます。
③地元の場合
地元で生まれ育ったという経験は、その地域の信用金庫を志望する大きな理由となります。しかし同じような境遇の学生は多く存在すると考えられるため、理由部分とエピソード部分を論理的につなげ、より読み手が納得のいく文章を作れるように意識しましょう。
④地元以外の場合
地元が信用金庫の該当地域ではない場合は、どうしてこの信用金庫を選んだのか理解できるように、熱意がより伝わる志望動機が必要です。関連する資格を取得している場合は熱意のアピールにつながりやすいため、積極的に話題に出してみましょう。
⑤インターンに参加した場合
インターンに参加した経験があるなら、その期間中に聞いた職員の方の発言や学んだ内容を具体的に提示すると良いですね。インターン未参加者には書けない文章が作成できるため、差別化をはかることができます。
以下の記事ではインターンの概要についてまとめているので、基本的な意味を改めて知りたいならぜひ読んでみましょう。
熱意が伝わらない! 信用金庫の志望動機のNG例文5選
志望動機を作成するにあたって、反面教師として参考にしておきたいNG例文も確認しておきましょう。この段落では、避けるべき5つの特徴ごとにNG例文の表現を紹介します。文章を書く際にこの内容を思い出せば、担当者に良いイメージを持たれやすい志望動機が書けるようになりますよ。
①信用金庫以外でも使える内容になっている
私が貴庫を志望した理由は、やりがいのある仕事に携わりたいからです。
貴庫の業務は、この地域に住む人々の生活に大きくかかわる重要なものなので、責任がともないます。
説明会で詳しい業務内容をお聞きした際も、その責任の重さに驚きました。しかし、それほど大切な業務だからこそ、日々大きな達成感を感じられるのだと思います。
社会人になったら、自分の仕事を最後までやりぬき、地域の人々のために尽くす気持ちを忘れずに働いていきたいです。
上記の例文は、銀行をはじめとしたほかの金融機関や、地域に密着する別の企業でも使用できるところが問題点です。文章を作成したあとに、信用金庫だからこそ通用する表現で書けているかよく確認しましょう。
②地域貢献への思いが見えなくなっている
私の志望理由は、過去のインターン経験で業務の魅力を感じたからです。
貴庫のインターンでは、信用金庫の業務体験を通して窓口業務のおもしろさを学びました。
とくに、相手が求めているものを想像しながらコミュニケーションを進めていくことに関心を持ったので、社会人になってからこういった仕事に従事したいと考えるようになりました。
貴庫の一員となれたら窓口業務をスムーズに進め、無駄のない仕事ができるようになりたいです。
この例文は信用金庫の業務内容について言及していますが、信用金庫が存在する目的でもある地域貢献について記載がありません。文章中に必ず盛り込み、業務理解が進んでいることを伝えることが重要です。
③地域貢献をしたいという点しか伝わらない
私は、貴庫の地域貢献に対する熱意に賛同しました。
貴庫は、子どもたちやお年寄りの方々に向けた金融関連イベントをよく開催していることが特徴的です。
私もイベントに参加したことがあるのですが、とても楽しい時間を過ごせました。
もし貴庫で働くことができたら、自分が参加したようなイベントを多数開催して多くの人々を楽しませ、地域の活性化に貢献したいです。
地域貢献をしたいだけならボランティアや趣味などで問題ないのではないかと思われる可能性を減らすため、自分がやりたいことを主張するだけでなく、信用金庫で働きたいと思った明確な理由を述べることが必要です。
④呼び方を間違えている
私が貴社を志望した理由は、生まれ育った地域社会の発展に貢献できるからです。
貴社は融資相談を通して、多くの中小企業の事業を支えてきました。
この地域が昔から製造業の町として発展しているのは、貴社の適切な融資が多くの会社をサポートしてるからだと考えています。
貴社に入社することができたら、融資相談に誠心誠意取り組むという形で地域振興に貢献していきたいです。
信用金庫への就職を目指すうえで基本的な知識となるので、一般的に貴社と表現する部分は貴庫と記載しましょう。
企業などの正しい呼び方についてはこちらの記事で特集されているため、一度目を通してみてくださいね。
⑤働きやすさに言及しすぎている
私が貴庫を志望した理由は、ワークライフバランスを維持しながら働きやすい職場だと感じたからです。
貴庫は職員のプライベートを充実させることも大切にしていると、説明会でお聞きしました。
私は仕事だけでなく趣味も全力で楽しみたいと思っているので、貴庫なら自分のポリシーを守りながら働けると感じました。
もし貴庫の一員として働けたら、地域社会の発展に向けて努力を重ねていけるよう頑張りたいです。
上記の例文のように、信用金庫の働きやすさを前面に押し出すと、業務そのものや社会貢献性について興味関心が少ないのかと思われる危険性が高いです。働きやすさを志望動機の軸として組み立てるのは避け、具体的な業務内容や信用金庫がもたらす価値などについて取り上げましょう。
信用金庫の志望動機は地域貢献から一歩踏み込んだ内容でアピールしよう
信用金庫は地域に貢献することが重視されるため、志望動機を書く際はその旨について記載することが必要です。しかし、選考通過を目指すにはより質を高めなければいけないため、さらに詳しい業務理解や、内容をより充実させるための工夫も求められます。今回紹介した内容をもとに、アピール内容を考えてみると良いですね。
評価されやすい志望動機を書くために、まずどのような内容を書けばほかの学生に差をつけることができるか理解することから始めてみましょう。
【志望動機に関する調査】
- 調査方法:ポート株式会社が運営する「就活会議」「キャリアパーク」会員へのダイレクトメール
- 調査日:2024年6月28日~7月4日
- 調査元:「就活の未来」を運営するポート株式会社
- 調査対象者:25卒・26卒の就活会議会員の33人
詳細は「編集コンセプト」ページをご確認ください